宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

Amotion. 2017年 宙組

 美男美女って、素晴らしいですね。ありがとうございます…。と、本気で拝んだまあさまコンサート。とっても楽しかったです!

 友人とふたり、まあさまコンサートするよー! と劇団さんが発表してからずっと、行きたい行こう行かねばと、エアペンライトの修行に耐えた半年は、素晴らしい贈り物をくださいました。そう、あっきーさんの腕の筋という。

 もうね! お稽古場から、おざけんさんを歌うあっきーさんの腕の筋がつぼで! それを直に拝見出来たとき、何かがとびましたよね(多分、理性)。

 まあさまは太陽で、まあさまのコンサートなのだけど、本当に色んな組子の皆さんが活躍されていて、宙組の力を見るが良い‼︎ と、トート閣下に言われた感じ。太陽の周りを伸び伸びと廻る個性豊かな惑星たちというような。愛ちゃんいけめんすぎるし、りくくん素敵すぎるし、そらくんは神だな、と。まいあちゃんは、めっちゃ可愛かった。まあさまと踊るところ、すごいすきでした。

 まあさまに演じてもらいたいお役、というコーナーがすごいすきで。まあさまのビルみたかったし、ひとかけらの勇気は感動だし、そらくんの世界の王には、もう、あなたがロミオ‼︎‼︎としか、言いようがない。あの声に、あの存在感。そらくんて、何者なんだろう…。フェリシアも可愛かった。なんか私、そらくんなら、なんでも可愛い。孫だな。

 あと、愛ちゃんの包容力よ…。鳥肌たったよ、愛ちゃん。なんか、一瞬で空気を変えられるのって、本当に凄いと思う。今いる世界に、少しだけ違う扉があって、そこを開けばまた違う新たな世界が広がっていることを教えてくれるような気がするから。

 あっきーさんはね、なんかね、もうね、あっきーさん沼が恐ろしいことをね、教えて下さいましたよね…。だって、あんなに爽やかグリーンが似合う方がいらっしゃいますか⁉︎

 いや、いないです‼︎ いないですとも! なんかもう、あのお衣装にして下さった方に、心からの感謝を捧げたい。  


 あとは、ライジングスターガイドを手に入れたのですけど。スカステさんのライジング番組を見たときから、あーちゃんのヒースクリフが、もう本当にだいすきで。紙媒体になっているのを見ても、ああああ…となって。私、あーちゃんの嵐が丘を観ないといけません、劇団さん。というわけで劇団さん、本当に本当に宜しくお願い致します。あっきーさんのおざけんさんを観せてくれた劇団さんなら、きっとやってくれるって、私、信じてる。

みりおん、ありがとう

 実咲凛音さん、ご卒業おめでとうございます。

 私の宝塚大劇場東京宝塚劇場の初観劇はどちらも宙組さんでした。へたれな私は、楽しみだけど妙な緊張感をもって舞台を観ていました。だけど、みりおんの歌声を聴いて、ほんっとうに安心して、私は舞台を楽しめばよいのだ!と、その世界に入り込むことができました。みりおんがいれば、安心。そんなことを、宙組さんを見るたびに思っていたような気がします。

 そんな私の癒し、みりおんの東京での卒業を、本当に素晴らしいご縁で見守ることができました。ありがたい…!

 王妃の館は、2月に宝塚で観劇したのが、最後。ゆりかちゃんのよさこいには、気をつけなあかん…と心を強く持って、観劇に臨んだのですが、まあ、泣きましたよね。まあさまは美しくへんだし、ゆりかちゃんはお帽子だし、あっきーさんりくくんは結婚宣言だし、ずんちゃんの寝ぐせはグレイトだし、みりおんは、みりおん節だし。

自分のたいせつな誰かのために、笑いなさい。

本当に、心に響きました。北白川先生たちが本当に必死に走り回って生きているような感覚。みりおんの卒業公演が、これで良かった、と涙があふれました。これから、はじまるんです。潔いほどまあさましか見えていないみりおんが、素敵すぎる。そこまで思えるひとに会えるなんて、それこそ奇跡ですよね。デュエダンも、本当に美しかった…。

 そして、ゆりかちゃんのね、猛禽類の目ね…。もうね…ほんとにね…私、ゆりかちゃんをそんか子に育てた覚えはありません‼︎

←ゆりかちゃんも、あなたに育てられた記憶はないはずです。

 巴里祭とか、私の魂が、パリにとぶ予感しかしませんよね。あーちゃんまで、いるんやで。

 みりおんは、まあさまの舞台をきらきらの笑顔で観劇するのでしょうね。

みりおん、本当にありがとう。幸せにあふれた素晴らしい人生を!

 

ひとこちゃん破壊力に対する考察

皆様、ご覧になりましたでしょうか?

昨晩放映された、幕末太陽傳プレステージを。ひとこちゃんが気になるひとにとっては、別名「ひとこちゃんの周りにはお花が飛んでいるという事実を、一時間見せつけられ、あのような可愛い人間が存在していることを、神様に感謝する」番組でした。

私ね、思わず、チケット申し込みましたよ…。行く予定ではなかったのに。にこにこしながらお花を飛ばしながら歩き、後頭部のぽやぽや髪の毛が可愛いのに、男役だからとあぐらをかくのにその足元は水玉靴下という、可愛すぎる妖精さんに、理性はきかない。ああ、きくはずがないとも‼︎

同じ番組を見ているお友達とラインをしていたのですが、見返すと、まあひどいですよね。私の言っている内容が。ほぼ、ひとこちゃんの可愛さについてしか、言及していない‼︎ それほどの破壊力だったのよ、ひとこちゃん…。

あ、でもちゃんと落語見に行きたいな!とも、思いました。寄席に行ってみたいです。まあその前に、ひとこちゃんなのですけどね。ぽやぽやひとこちゃん…。

いーい神番組に、心からの感謝を!

スカステさん、ほんっとうにありがとうございました‼︎‼︎

スカーレットピンパーネル 2017年 星組

 3月10日。ゆずるさまと、あーちゃんの御披露目公演初日。そして、星組さんの新たな出発。


 穏やかで、暖かい日でしたね。そしてその暖かな空気は劇場にも流れていました。ゆずるさまアナウンスに、割れんばかりの拍手。そして、静かにすすり泣く声も。

 そうですよね、嬉しいですよね、私も嬉しいなあ、とぼんやり思ったのも束の間、パリの民主の迫力に、一気にスカピンの世界に引き込まれる。もうね、舞台上のエネルギーで、客席がからめとられる感じ。

 私はスカーレットピンパーネルという演目がすきで、星組さん初演のものをDVDで何度も何度も見ていました。だから、ストーリーや台詞もほぼ頭に入っていて、ひとりスカピンが、多分出来ます。←結構ですと、ショーヴランさんにとめられますよ、カエさん。

 だけど、今回初日と翌日の11時公演を観劇したのですが、初演とは全く違うスカーレットピンパーネルがそこにありました。

 まず、マルグリットあーちゃん。アルマンとマリーが、地に足のついたしっかり者のカップルに見えました。対照的に、あーちゃんマルは、若く美しい娘の特権を無意識に振りかざし(特にショーヴランに対して)、もう自由奔放に生きている感じ。だからこそ、革命の初期は急進派として活動していたこともあるけれど、でも現実を知り、すぐにそれを捨て去り新しい世界に進んで行くある意味若さ故の傲慢さを持つ女性ということに納得が出来ました。そんな素直な女性なので、パーシーの一挙手一投足に感情が揺れ動いたり、どうにかしてパーシーと一緒にいたいと願うその純粋な少女性が際立っていた気がします。パリにきたショーヴランと二人でいるところに、パーシーが現れたときのあーちゃんの可愛いさよ…。可愛すぎて、連れて帰りたくなった←やめてください。

 純粋マルグリット可愛い…と思っていたのですが、ゆずるさまパーシーもそうなのだなって、今回初めてパーシーという人物にそのような感情を抱きました。私、なんでパーシーが、フランスの貴族を助けているのかな?って、思っていたのです。それは、パーシーの中に、自分の信じる正義があって、助けを求めているひとがいるのに、自分の保身に走り、その正義を行わないことは許せないひとなのではないかな、って。

 賢く、行動力もあり、仲間からの人望もあるし、本当の自分を見せたくない人物には、それを隠す術も身につけている。だから、どこか世間慣れした印象だけど、でも本当は自分の信念を信じて行動する、このひともまた純粋な青年なのだと。だから、しーらんに、恋をしたにいちゃんは、少年のようだったで、と言われちゃうんだよ!ゆずるさま!

 そして、ことちゃんショーヴランも、愛するマルグリットが、自分をこの暗闇から救ってくれると、盲目的に信じている透明な純粋さを持っている。

 もちろんお話の中心は、ピンパーネル団の活躍にあるのだけど、この三人が絶妙な純粋性を醸し出しているから、アルマンマリーのしっかり地に足がついてます!カップルや、シャルルのひとを信じる強さ、かいちゃんロベスピエールの「自分の信じる正義」を遂行する意味が、際立っていたような気がします。

 初演をただなぞるのではなく、今のゆずるさまのパーシー、あーちゃんマルグリット、ことちゃんショーヴランである意味。そして、その三人を含む星組のみなさんの、これが!今の!星組です‼︎‼︎という、とてつもないエネルギー。ほんとうに、ほんとうに、素晴らしい舞台でした。鳥肌たちっぱなしだし、ブラボーって叫びたいし、民衆のみなさんのあの迫力はどこからくるのか聞いてみたいし!めっちゃ、こわかったです‼︎


あと私、舞踏会でプリンスのクラバットを直す場面で、「さあ、みんな」と台詞を言うときの新公ゆずるさまの目がとてもすきで。今回は? と注目してみていました。

①初日  ことちゃんショーヴランに、投げキス

②翌日11時公演  ことちゃんショーヴランに、ウインク

結論   ことちゃんが、羨ましい


ひとかけらの勇気をパーシーがシャルルに伝え、シャルルがマルグリットに伝え、マルグリットがパリの民主に伝える。パーシーが自分の正義を元に起こした行動は、巡り巡ってパリの貴族のみならず、民衆の笑顔の一助になった。うん。世界は、優しく、美しい。

大羽根を背負い、階段を降りてきたゆずるさまを見て、そんなことをぼんやり考えたりしていました。

ほんとうに、ほんとうに、素晴らしいことが、この世界には満ち溢れているのでしょう。本気になって、世界と向き合えば。

 それを実践してきたひとが、トップになる。楽しみで、しょうがありません。

 

あと、あーちゃんの可愛さはなに?神がかってませんか…? スチール目にした瞬間に、手にとったよ! ひとこちゃんスカーレットの舞台写真と一緒に買ったよ!大満足だよ! きっと、つきしろかなとさんも、ひとこちゃんのお写真、おれの嫁可愛いなあと眺めているのだろうなあ。ライバルだなあ。

 

優しい思いが叶うとき

 星組さんスカーレットピンパーネルの初日を観劇してきました。舞台は本当に素晴らしく、面白く、演者の方の熱気が客席にまで届くような、そんな空間。そこに割れんばかりの拍手が鳴り響くのは、今日が紅ゆずるさんと綺咲愛里さんの御披露目公演の初日でもあるからでしょう。

 歌劇の小池先生の言葉に涙したのですが、新公でパーシーを演じてから、どれほどの努力をして、様々な感情や物理的要因と戦ってきたのか。そもそも新公主演を射止めたのだって、役がつかないときも、自分を諦めることなく、自分を信じて努力を続けていたからこそ、掴めたもの。

 本当に、尊敬します。そんな紅さんの努力が報われますようにと思い、願っていた方は大勢いらっしゃると思います。

 終演後のご挨拶で紅さんが仰っていた言葉は、応援する私たちにも当てはまるのではないでしょうか?

 私たちにも、紅さんがいないとだめなのです。


そんなひとびとの熱く優しい願いが叶った日なのではないかな。

そう思いました。本当に、本当に、本当に、本当に、おめでとうございます‼︎

 

New Wave雪 2017年 雪組

 バレリーナ吉田都さんの著作を拝読していて、印象に残った言葉。


 変化を受け入れるから進化する。


 ふと、この公演のことを思い出しました。出演者全員が、一生懸命できらきらしていて、それは昨日より今日、1秒前より今、と前へ前へ進もうと努力されているからなのかな、と。とっても楽しい公演でした!

 というか、れいこちゃんの美しさはなんなん…と、常に問いかける公演。れいこちゃんて、ごはん、食べるよね…?(存在を疑う)


 そんなれいこちゃんが雄々しく歌う「散らば花のごとく」がとてもすきでした。馬が、お馬さんがみえるよ、れいこちゃん! だけどその次にはお国が変わり、いーい発音で前田さんからバトラーさんに早変わり。そうです、私が歌劇でこの場面があることを知り、チケットを取っていた自分を褒め称えたれいこちゃんひとこちゃんの風共デュエダン!

まあ、ひとこちゃんとってもきれいよ…‼︎ 私がみた回は、鬘が金髪ではなく、も少しブラウンぽくて、ことちゃんアデレイドのボブっぽい感じだった…気が、する。すっごい可愛い‼︎と、感動していたのですが、記憶違いじゃないよね…。でも、ひとこちゃんが可愛かったのは、事実だから、まあ、いいや。少し高飛車にれいこちゃんが差し出した手を、つん、とするのが、ひとこちゃーーーん! というくらい、似合っていました。ほんと、ありがとうございました。

 お礼といえば、私はロックオンがとてもすきなので、叶さんと愛さんが歌われたとき、生歌ロックオン…!と、感動しました。かっこよいし、おふたりとも美声。様々なシーンで、このおふたりは、若さあふれるポップコーンみたいな出演者の透明な膜になっていた感じ。私たちが包み込むから、すきなだけ飛べ!みたいな。素敵だなあ、と思いながら拝見していました。

 そしてひとこちゃんも、素敵…素敵でしたよ。魂がぬけるくらい…。すっごい勝手にひとこちゃんは、水晶みたいに透明なんだけどそこに少しだけゆがんだ小さな傷がある感じが良いと思っていて。野々花さんと踊ったエメも、良い…‼︎と、思い、だがしかし、ロミオも良いがティボルトひとこちゃんを私は見たい、と劇団さんに祈りを送る。

 声もクリアな中に、少しハスキーさが混ざりますよね?(麦酒の話ではありません)

  そんなひとこちゃんが歌う「夢の城」という曲を初めて聴いたのですが、とてもきれいな曲ですね。色々な雪組さんの公演を知ることが出来たのも楽しかったです。NWって、こういう楽しみもあるのですね。

 あとは個人的に、れいこちゃんがひとこちゃんを、「ひとこ」と呼ぶのを聞けて満足です。爽やかで素敵な時間を、ありがとうございました‼︎ お隣の大劇場では、色気大爆発のよさこいが絶賛上演中です。緑と紫。組カラーを如実に体現していて、面白いですね。



 ゆずるさま、ゆりかちゃん、ひとこちゃん、もえこちゃん、あーちゃん。三文字の名前に弱すぎるな、あーちゃんは、あーちゃんだな。タカニュ新公のあーちゃんに泣き、まいあちゃんの美脚を拝む。あーちゃんのあの決めポーズの舞台写真を早急に頼むよ、早見くん!