宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

役者さんの凄さ

ダンスをならっています。

私のような素人が習っているレベルでも、目線、腕の高さ、その形、指先の力の入れ方など、気を使わなきゃいけないことは沢山あるのだなあと、レッスンに行くたびに新たな発見で楽しいです。

ジェンヌさんは、歌って、踊って、お芝居して、かつ常に全てにおいて完璧を求められなんて、ほんとすごすぎる…。しかも、あんなにお美しい‼︎

素晴らしすぎますよね。

そして、宙組さんの王家新公を、スカステさんでみました。

まどかちゃんの可愛さよ…! そしてずんちゃんの高潔さよ…!

私、アイーダという人物が少し苦手で、正論だけを口にして、でも最後には全てを投げうってラダメスに走るのか!と。

でも、まどかちゃんアイーダをみて、彼女は彼女なりの闘いをおえ、ラダメスのもとに走ったのだな、と感じました。

アイーダは、シャーマン的な役割も担っていたのかなあと、勝手にかんじていて。それはある意味、日本の斎宮のように少女性をはらむもので、まどかちゃんの清らかなアイーダ像が、私にはしっくりきました。アイーダを包み込むずんちゃんラダメスがまた、時代が時代でなければ、武漢ではなく文官として一時代を築くのだ、とゆうような文学青年然としていたから、そんなまどかちゃんアイーダと、とてもお似合い。

そんな二人だから、争いはやめ、慈悲と愛によって平和を求めるという、きれいごとだ、と言われかねない想いを訴えても、偽善や甘さにきこえない。彼らが、心からそれを求めているのがわかるから。それさ、ウバルドもえこちゃんも、アムネリスららちゃんからも感じました。自分の信念と、彼らがまっすぐに対峙していると思えたから。ららちゃんアムネリス、私はぐっときました。

素晴らしい新公を、ありがとうございました。

生の舞台を観たかった…。私の好きなもえこちゃんが、これまた私のすきなあーちゃんを…。ええ、私、未だにエリザ新公で、この二人の最後の審判をいれてくれなかったこと、根に持っていますからね…!←しつこい

こうなったら、いつか本公演でやってくれるまで、私は、待つ‼︎‼︎