宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

みりおん、ありがとう

 実咲凛音さん、ご卒業おめでとうございます。

 私の宝塚大劇場東京宝塚劇場の初観劇はどちらも宙組さんでした。へたれな私は、楽しみだけど妙な緊張感をもって舞台を観ていました。だけど、みりおんの歌声を聴いて、ほんっとうに安心して、私は舞台を楽しめばよいのだ!と、その世界に入り込むことができました。みりおんがいれば、安心。そんなことを、宙組さんを見るたびに思っていたような気がします。

 そんな私の癒し、みりおんの東京での卒業を、本当に素晴らしいご縁で見守ることができました。ありがたい…!

 王妃の館は、2月に宝塚で観劇したのが、最後。ゆりかちゃんのよさこいには、気をつけなあかん…と心を強く持って、観劇に臨んだのですが、まあ、泣きましたよね。まあさまは美しくへんだし、ゆりかちゃんはお帽子だし、あっきーさんりくくんは結婚宣言だし、ずんちゃんの寝ぐせはグレイトだし、みりおんは、みりおん節だし。

自分のたいせつな誰かのために、笑いなさい。

本当に、心に響きました。北白川先生たちが本当に必死に走り回って生きているような感覚。みりおんの卒業公演が、これで良かった、と涙があふれました。これから、はじまるんです。潔いほどまあさましか見えていないみりおんが、素敵すぎる。そこまで思えるひとに会えるなんて、それこそ奇跡ですよね。デュエダンも、本当に美しかった…。

 そして、ゆりかちゃんのね、猛禽類の目ね…。もうね…ほんとにね…私、ゆりかちゃんをそんか子に育てた覚えはありません‼︎

←ゆりかちゃんも、あなたに育てられた記憶はないはずです。

 巴里祭とか、私の魂が、パリにとぶ予感しかしませんよね。あーちゃんまで、いるんやで。

 みりおんは、まあさまの舞台をきらきらの笑顔で観劇するのでしょうね。

みりおん、本当にありがとう。幸せにあふれた素晴らしい人生を!