お姉ちゃん、うっかりしてた
弟夫婦の結婚式の日取りが決まりました。親族だけなので、余裕ーと、私は気軽に考えておりました。だが、なんかあわただしい。
弟「お姉ちゃん、髪のセットどうする? 式場でやってもらう?」
私「え、もう決めなきゃだめなの? まだ、ロシアにいるゆりかちゃんも見ていないのだけど」
弟「早く、決めて。おれ明日、打ち合わせに行くんだから」
私「…式場で、やってもらう(ゆりかちゃん…)」
翌日。
弟「お姉ちゃん、結婚式当日、◎時入りね」
私「はやっ! ゆりかちゃんもまだ…以下略」
というようなことが、色々とあり、同様の状態にある母と、もしかして、私たちも弟夫婦同様、結婚式準備で、ぱたぱたしているのでは? なぜだ、親族だけなので余裕のはずなのに、と語り合う。のんきなのは、父と、可愛いだけが取り柄の愛犬だけだ。
それを知人に話したところ、「そりゃ、そうだよ‼︎」と、間髪入れずに答えられる。「いくら親族だけの結婚式と言っても、その家族がやることが変わるわけじゃないんだから、準備しなきゃいけないことが沢山あるのは当たり前!」
ゆりかちゃんがいけめんなのは、当たり前。
多分、私がこう口にするときも、知人のようなどや顔をしているのでしょう…。目から鱗、お姉ちゃんうっかりしていたよ、弟よ。なので、グラフで、私あまりミスしないんですよーと語れるたまきさんの尊さを、拝んだよね。ゆずるさまも、拝んだよね。
ロシアベルリンを楽しみにしている姉は、可愛いだけが取り柄の愛犬と必死に仲良くなろうとしている可愛い義妹と、たまきさんのようなしっかり者の弟の結婚式を、とても楽しみにしている。