宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

2018年星組 「アナザーワールド」

 笑いと、優しさと、生命力にあふれた作品。登場人物が、皆一生懸命で、生き生きしていて、観劇しているこちら側まで元気になる。ほんと、大好きだ! と思った作品。笑いって、エネルギーになるのだな、と思わされた。

 なんというか、各人の優しさ、思いやりのベクトルがただ一人だけではなく、関わるそれぞれのひとに向かっているのが、なんとも心地よいな、と思った。例えばゆずるさま演じる康次郎さんは、あーちゃんの為にあの世にいってしまうくらいなのに、そのあーちゃんと離れ離れになってしまうことを覚悟してまで、みつるさん演じるびんちゃんの為にある決意をする。そして、そのゆずるさまを思って発するかいちゃんの言葉にも、涙。

 こっちゃん徳三郎さんも、ほんと粋で格好良くて、優しい。器が大きい! だから、見ていてほんと楽しいし、笑いながらすごく大切なことを教えてもらっているような気持ちになりました。あとは、ほんと色々な要素が入っていて、スペシャルなおもちゃ箱みたいだな、と思いました。一時間半で、宝塚、落語、文楽、笑いと人情、あーちゃんの可愛さとせおっち赤鬼さんが堪能出来るんやで。どんなご褒美や。

 私は、ゆずるさまとせおっちのやりとりで、ゆずるさまが、「優しい鬼さん」と言ったのが、非常に!非常に!非常に!ときめきました‼︎‼︎ あと、金棒でバトンする鬼さんの姿って、初めてみたよ。人生って、ほんと素晴らしいわよね。

 そして、「キラールージュ」。大好きなゆずるさまがトップの時代に、大好きな星組の皆さんで、こんなに私好みのショーを見られるなんて、本当に幸せだ‼︎ と、ショーの間に泣きそうになりました。ほんと、全部の場面が大好きです。お衣装も、皆さんの髪型も全部すき。このショーも、ものすごい 生命力を感じる内容というか、勢いですよね。なんか、ゆずるさまあーちゃん、ゆずるさまこっちゃん、ゆずるさまかいちゃん、と全ての組み合わせがすきだからかもしれませんが、バランスが良い。見ていて楽しい。

 せおっち、ほのかちゃん、星蘭さんの銀橋も可愛くて可愛くて。勢いはずっとあるのだけれど、その中に、格好良い、スタイリッシュ、色気、可愛い、あーちゃんの爆発的な可愛さ、妖艶、柔らかさ、オラオラ感、火花、みたいな様々な要素が入っていたので、うん、ほんと、よしまさ大先生って感じ。ありがとう、ありがとう。ちょっと何回言っても足りないわ。なので、ずっと言っていようと思います。

 めちゃくちゃ可愛いあーちゃんを、本当にありがとうーーー‼︎ これからも宜しくお願いしまーーーーーす‼︎