宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

台湾公演千秋楽

早い!おめでとうございます!!!!

台湾で、ゆずるさまの舞台を観ながら感動のあまり泣いていたのが、昨日のようだ。

サンファンも、私は台湾が初観劇だったのです。で、なんかずっと考えていたのですが、私は「正しい(と一般的に)思われるひと」ではなく、「その舞台でそのお役として存在しているひと」を観たいのだと、今日考えが至りました。

ゆずるさま演じる凛雪鴉は、あくの強いひとです。主役的というか、ヒーロー、爽やかさで言えば、こっちゃんのけんちゃんやかいちゃんのしょうさまの方が向いているのかもしれません。だけど、私はゆずるさまが凛雪鴉で良かったと思うし、このお役だいすきです。たぶん、もやもやしていたのは、その方の善悪で、なんでこんな性格のわるいひとが主役なの?という、意見を聞いてしまったからかもしれません。だけど、この地球には色んなひとがいます。清廉潔白、強く優しく、完璧なひとばかりではありません。この地球にいるひとの数だけ、人生の物語があり、私たちは、舞台、映画、紙媒体などで、様々な人格を持つひとの人生を第三者として享受出来る幸せな環境にあります。そのなかで、私はサンファンという、ひどく興味をそそられる登場人物たちが、縦横無尽に舞台を走り抜けるその一瞬に立ち会えた。そのことに、とても感謝しています。

と、いうことが自分の中で消化出来ました!すっきり!

台湾公演、本当に良かったです。台湾の方の熱量、ほんとにすごい!

そして、私はゆずるさまのファンなので、ゆずるさまについて語らせてください。

なんか、本当に感動したんです。台湾の皆様に届けー!という、ものすごい感情に。勿論、他の組子の皆さんも!どれだけの努力をして、トップさんになって、そしてこうして日本以外の国で待って下さっているファンの皆様の前で、宝塚の素晴らしさを伝えている姿に、なんかもう、ああ…となりました。ええ、なりましたよ!私もがんばる!と、物凄い力を頂きました。本当に、台湾に行って良かったです。

台湾という国も、だいすきになりました!ひとが優しく食べ物がめちゃくちゃ美味しい!またぜひ行きたいです。

こうして、新しい世界を見せてくれるのも、宝塚の素晴しさですよね。尊い…。