宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

エリザベート 2016年 宙組

正直、頭の整理が追いついていません。それくらい、私にとっては、衝撃の舞台でした。

今まで、スカステで放映されたエリザベートとは、全くちがう。

頭と感情の整理がついてから、再度きちんと感想を書きたいと思いますが、今の気持ちをメモ。


エリザサベートに、私は初めて包容力を感じました。それは、ヴィンディッシュ嬢とのやりとりであったり、ルドルフに対する感情の表し方であったり。フランツも、ちゃんと優しい夫なんです。ルドルフに対しても、父親だからこそ、ああいう接し方になる。ルドルフも、きちんと自分の意思や考えがあって、決してただの操り人形ではない。

今まで私が見たエリザは、シシィとトート閣下の物語でした。だけど、この宙組さんのエリザは、フランツ、シシィ、ルドルフがきちんと家族で現世を生きていて、トート閣下はあくまでもこの家族とは生きている世界が違うんです。黄泉の帝王だから。そう、ルキーニが言う意味がよくわかるんです。


宙組さん、すごいと思いました。エリザベートという作品に対する私の見方を、180度ひっくり返してくれました。

もう少し時間が経って、整理がつけば、また違った感想がでてくるかもしれない。だけど、今感じる素直な感想。すごい作品をみた、と思いました。


東京で、あっきーさんルドルフを見られるので、そうしたら、また違った視点から考えられるかもしれない。よかったー、あっきーさんバージョン取れていて。もっかい、ちゃんと考えられる!


本当に見ることができて、良かったです。

そして、ゆりかちゃんの素敵具合ね。

オペラあげすぎて、肩が痛いよ、ゆりかちゃん。

時代を作る女、プチチェリーブロッサム

こと、小桜ほのかさんがものすごく面白かったタカニュは、もう先々週のことになるのですね。

先週は、巴里祭と、ドン・ジュアン千秋楽のひとこちゃんに、魂を抜かれていました。

気づけば桜華の配役発表…。

待って、私、まだ、巴里祭の感想記していない…。

とゆうわけで、東京巴里祭の、感想!



終わった後、お隣の席に座られた方と、顔を見合わせて、「すごく楽しかったですね! 本当にきて良かったですね!」とお互い口にした言葉。それが、全てなのではないかと思います。

もちろん、皆様お美しく、お姿を見ているだけでもうっとりします。お歌も、すっごく素敵でした。それら全てを含めて、楽しかった! そして、今まで私は、ゆずるさまは大好きですが、そのお歌に関しては、鳥肌が立つ、という経験をしたことがありませんでした。だけど、今回は、感情を鷲掴みにされたような感覚がありました。なんか、もう、ああああ…みたいな。愛の旅立ちなんて、もうね、今の歌声、お姿を私の脳内HDDに全て保存したい! と思いました。素晴らしかったです。

あと、紅5もそうですが、ゆずるさま、プロデュース能力すごい。出演者の皆様の自己紹介とか、あんなふうにしてくれれば、そりゃ、プチチェリーブロッサムほのかさんも、見つかっちゃいますよ。自分のお仕事にも、取り入れたい手法というか、思考だな、と勉強になりました。

全ては、ゆずるさま…‼︎‼︎ に、なるのですけれど。本当に、素敵だった…(わかりましたよ)

だって、突然目の前にゆずるさまがいらっしゃったあの衝撃…‼︎ 

プチチェリーブロッサムさんの気持ちが、本当によくわかりますよね…。ありがとうございます。


そして、レビュ本も、グラフも、やってくれましたよ! 素敵すぎて、神様に感謝しかない。ゆずるさまを誕生させてくれたご両親にも、感謝しかない。

プチチェリーブロッサムさん、幸せですね…‼︎



きたか…

とうとう、スカピンきましたか…。きましたね…。

神様、ありがとうございます‼︎‼︎‼︎


ゆずるさまパーシーを、見られると思うと、今からムラで待機していたい勢いですよね!(めいわくなのでやめてください)(しかも、ナチュラルに、遠征ですか)(ほら、愛のなせる技だから)


かいちゃんも、バウ主演ですね。おめでとうございます。かいちゃんの、愛の伝道師、本当に素晴らしいと思います。せおっちも、どこかに空気穴を開けたら、ものすごい色気かが、どばっと出そうなのだけど。かいちゃんの手腕で。ここはひとつ。

ゆりかちゃんと、ちなつさんの、ブラックホールみたいな色気は、どこから発生しているのだろう…。私もみにつけたい。でも、小学生さんに、まるで友達のように話しかけられ、大人扱いされていない今のままでは、なにかちがう。

とりあえず、エリザ観劇時は、大人の女性風でゆきたいと思います。ゆりかちゃんフランツなら、ドアいらない!むしろ、お部屋一緒で良いから!と、友人に散々訴えるのは、大人なのか、子供なのか。

羊の着ぐるみを着たレトリバーの子供

なのか? みりおさまは。


赤と青のお衣装が鮮やかな、ドンジュアンチームのお二人がいけめんすぎるグラフで、一番大笑いしたのは、みりおさまのお言葉でした。

「なんか、いやだ」

あんなに美しいれいちゃんに、そんなことを言えるのは、もうあなたしかいない…!

まあさまにおんぶされて、大喜びしていたみりおさまは、双子のみりおさまなんじゃないの? と疑いを抱かせる天使のお顔で、私のつぼにクリーンヒットを打ちまくるみりおさま。タカニュでは、爽やかに、槍が降っても

いらっしゃってくださいねー❤️ と、仰っておりましたね。みりおさま…‼︎ ファンの方、ほんとうに行くから! 行かざるを得ないから! なぜなら、私ならゆずるさま、ゆりかちゃん、ひとこちゃんに言われたら、行くから。しょうがない。ご贔屓の言葉は、日本国憲法より尊い(そんなわけは、ない)(分かってますよ!)


そんなグラフ、みっちゃんさんとゆずるさま、可愛かったですねえ。ほんとうに。ゆずるさまと、ゆりかちゃんの髪型がなんか似ていて、そこも可愛かった。風ちゃんのふわりも可愛くて、私、まんまと翌日グァバジュース飲みましたよ。もえこちゃんのいにしえ逍遥みた翌日は、上生菓子を買って家族と食べたし。食べ物に、ほんと、よわい。

ジェンヌさんに勧められたら、食べるしかないじゃない! だから、みんな槍が降っても観劇に行くんだよ! そりゃ、体力つくよ!

とゆうことで、今年の健康診断で身長が1センチ伸びていました! わあい! 誤差じゃない、伸びていた‼︎  もえこちゃんの身長には、まだまだ追いつかないけれど…(追いつく気でいるのですか、あなた)


そして、雪組のみなさんが円を作っている、すごい技なのだけど、なんだかよくわからないお写真の中から、必死にひとこちゃんを見つけようとしている自分に気づき、ひとこちゃん沼にからめとられていることを知る、紫陽花が美しい初夏。歌劇も楽しみでですねえ。


努力の道

紅ゆずるさん、綺咲愛里さん、新トップスター、トップ娘役ご就任決定おめでとうございます。


決まりましたね。はあ、上手く表現できないのですが、すごいですよね…。紅5のリーダーが、とうとう星組のトップスターさんですよ? 公式な発表を見て感じたことは、努力は叶うって、本当だなあということ。


私は、本当に宝塚初心者です。お友達が宝塚にはまり、熱く語るその姿に、そんなに面白いのなら私も一度見てみようかなあと思い、購入したDVDが、星組さんのオーシャンズ11。理由は、わかりやすそうだから。

そんな単純な理由で購入したDVDで、私は

なぜか紅さんに、すとん、とおちたわけで

す。なんでしょうね? よくわからないけれど、この役者さん気になる! と感じて。そんな時、風ともの星組さんなうおんを見たのです。その時に、紅さんが仰ってたお言葉。

「失敗を恐れずに行きたいと思っているんですけど、もし失敗したとしても、何か、あ、もしかしてあの時こういう風にやった方が良かったなって思えたらもうけもんだと思います。なので、すぐに答えを求めようとすると、どうしたら良いか、何から手を出したら良いか分かんなくなっちゃうから、もうちょとでも良いから何か掴んで行こうという意欲でやっております」

これが、私の胸にぐっときたわけですよ。私、すごい怖がりで、石橋を10回くらいたたいて渡る、みたいな。だから、この言葉を聞いて、何もしないでいることよりも、例え失敗しても、それを自分がのみこんで、糧にすればそれは、素晴らしいことなのだと思えたわけです。

それから、少しずつ変わりました。そういう考え方をされる紅さんて素敵だな、と思い、生で舞台を見たい! と思うようになり、東京に行くようにもなりました。紅さんのおかげで、世界が広がった。本当にそう思います。

それと同時に、舞台に立つジェンヌさん、関わる皆様の責任や努力や、その他諸々のことを感じるようになり、頭が下がる思いを抱くようになりました。最初、ジェンヌさんたちは容姿端麗だし、きっと最初からなんでも出来る方たちなのだろうと思っていました。だけど、きっとあの歌劇団にはそういう方たちが集まっていて、その中で選ばれ、選ばれたら選ばれたで結果をださなければいけない。

本当に、尊敬します。そのメンタルコントロール術、学びたいですもん。

だけど、そんなことをおくびにも出さず、紅さんの舞台はひたすら、楽しい。私は生で観劇した紅さんの舞台は、ガイズとこうもりです。ガイズは、初めてひとりでの観劇だったので、すっごい緊張していたのです。へたれだから。でも、紅さんが舞台に登場した途端、わあ、なんかすごく楽しい! と、もうガイズの世界に引き込まれたのを覚えています。こうもりも、そうだった。紅さんは、本当に楽しそうに、舞台に存在している。そこが、すきなのかもしれません。


そこにいる為に、これからはトップとして前に進む為に、ものすごい努力をされてきて、これからもされるのでしょう。その道は、ジェンヌさんそれぞれにちがっていて、その道が交差して行き着く先の、舞台というひとつの答えを見られることが、本当に幸せです。

私も自分の道を歩きながら、これからも紅さんたちの道を応援していきたいな、と思います。


本当に、おめでとうございました!



そして、ドンジュアンが、ひたすら見たい…。再演してくださーい‼︎