宝塚ひとこと日記

宝塚について、簡潔明瞭に

似非落語にも、ほどがある

「師匠、聞いておくんなせえ。えらいこっちゃ」
「どうしたんだい、そんなにあわてて」
「いえね、今、えらい別嬪さんふたりが話してたんですけどね、おあーさんが赤い頭巾をかぶり、お紅さんが岡っ引きになった上に、美人鼠小僧を捕まえるって話じゃないですか。こんな幸せなことが、あっていいんですかい⁈」
「そりゃあ、あのよしまさ殿がやるというのだから、有難く頂戴すれば良いだろう」
「あっしはもう、よしまさ殿に足を向けて眠れませんよ…。あっしは…あっしは、今日まで生きてきて本当に良かった…‼︎」
「お前さん、急に異国のひとになるもんじゃないよ」

 などという、一人二役を演じてしまう今日のタカニュ。さいとう先生、本当にありがとうございます…‼︎ こっちゃん狼で、あーちゃん赤ずきん⁈ ゆずるさま刑事で、かいちゃんが美女強盗⁈ もう私、さいとう先生のこと、心友としか思えない…!
あーちゃん赤ずきんて、もう、それね‼︎ みんな、狼になりたいよね! ゆずるさま刑事て、そっか、星組さんで合田シリーズを演じる布石かな…。もしそうなったら、ほぼ毎日通う。ありがとう、さいとう先生。宜しくね、さいとう先生。刑事ゆずるさまに、かいちゃん。私、本当にさいとう先生にお手紙をしたためたい。ニーズの分かる男、さいとうよしまさ。本当に、ありがとうございます。

ちなつさんは、なぜちなつさんなのか

 そんなことを、ちなつさんに問いかけたいあかねさす。

 そうですよね、ちなつさんの中大兄皇子観たいですよね、くどい!と一喝するちなつさん観たいですよね。み!た!い!

 ライビュを実施するとのことで期待したのですが、私の住む街の映画館では行われませんでした。ちなつさーん!

 あかねさすは、スカステさんで放映されていた、瀬奈さん大海人皇子、きりやさん中大兄皇子バージョンを観たのですが、終わり方があまりに唐突で、え?おわり?くどい!でおわり? と、びっくりしたのですが、唐突すぎて逆に印象に残るという。これをちなつさんが…(元に戻る)。

 そういえば、誠ののぞみさん、ものすごく素敵ですね! いや、いつも素敵だけれど! それでもひとこあやなちゃんと踊るのは ずるい! と、友人に話したところ、のぞみさんのようにあまみさんへの日記をつけなさい、と御宣託を頂く。のぞみさん同様の、徳を積むためだ。…ゆずるさまへの日記で、良いですか? 

 日記ではないですが、御朱印を書いて頂くことが、とても楽しくなりつつあります。一緒に行ったひとが書いて頂いているのが羨ましくて、私も御朱印帳を買い、書いて頂く。達筆…! これは、芸術、芸術作品だよ‼︎

感動し、おうちでもみて、癒されております。すごく、楽しいです。あれ?待って。これも少しは徳を積んでいるでは…。

…あやなちゃーーーーーん‼︎

今日食べたおろしばが、めちゃくちゃ美味しかったです。ありがとうございます。

羨ましすぎて、ハンケチを噛み切る勢い

 雪組さん全ツの、ナウオンを見ました。まあやちゃんも、きわちゃんも、お着物姿可愛いですねー。目の保養!

 そして、ショーでのぞみさんがあやなちゃんと踊ることを知る。キングとして、クイーンひとこあやなちゃんと踊るのぞみふうと氏。ねえ、一体どれだけの徳を積めば、そんな恩恵にあずかれるのですか‼︎ 本気で聞きたい、のぞみさんに。きっとめちゃくちゃ可愛いことだろうよ、あやなちゃん。今回のナウオンも、黒目がちな瞳がきらきら輝いて、可愛さ大爆発ですよ、あやなちゃん。あやなの瞳に、乾杯⭐️

笑顔と忍耐の先に勝利があった

 カーリング女子銅メダルかあ…。本当に、おめでとうございます‼︎ 泣いたよ。嬉し泣き。

  今回のオリンピックでは、あの可愛い選手の皆さんの試合を、一番観ていたような気がする。そのおかげで、ようやくカーリングのルールが理解出来ました。理解出来ると、より面白いですね。選手の皆さん、本当に可愛いし。おやつタイムもすごく楽しみで、その神聖な時間にCMを入れてきた某局には、本気で怒りを覚えたくらい。

 でもそんなこと、カーリング選手の皆さんに比べたら。本当に、我慢して我慢して、一点を搾り取る競技なのだなあと、ようやく理解。本当に、少しずつ積み重ねていくことでしか、勝利にたどりつけない。大切なことを、教えてもらった大会でした。選手の皆さんに、本当に感謝です。世界は、広く、素晴らしい。

不滅の棘 2018年 宙組

  エロールにとっての不滅の棘とは何だったのだろう?

 今でも、わからないのです。フリーダへの愛だったのか? それとも、不老不死の体になって、早くフリーダのもとへいきたいと願いながらも、それでも生きなければならないと思うそのアンビバレントな感情だったのか。後者なら、悲しい結末を選んでしまったクリスティーナへの、「生き急いだな」という台詞の理由がわかるのです。自分は、父親の薬のせいで、不老不死の体を手に入れた。手に入れたからこそ、フリーダ・プルスと出会い、愛し合うことになった。本来の彼の寿命では、会えなかった女性と。だからこそ、エロールは薬の調合内容が記された赤い封筒を手に入れることを望んだのではないかと。

 生きることに疲れ、もうすぐ砂になることを理解していたなら、わざわざその封筒を手に入れようなんて、思わないような気がするのです。だけど、彼はその封筒を熱望し、自分の子孫のフリーダ・ムハに、その行く末を託した。いわば、その赤い封筒は、エロールとフリーダを結びつける赤い糸で、自分で簡単に灰にしてしまえるものではなかったから。そんなことを、考えました。

 もうね、愛ちゃんが、愛ちゃんで、素敵すぎました。愛ちゃん、すごいわ。二幕終盤、見た目は変わらないのに、言葉を発するたびに、疲れ果て、どんどん年を重ねていくような演技と、最後のお歌に泣きました。エロールの感情が、本当に見ている側の感情に訴えかけてくるようで、愛ちゃん、魂を削ってこのお役を演じているのだな、と。本当にすごかったです。ららちゃんも、本当に良かった! 若いうちにお金がほしいーと、欲望そのままソングの登場は楽しすぎましたが、フリーダ・プルスのような芯の強さが、どんどん出てきて、確かにこのひとはエリイの愛したひとの子孫なのだという説得力がありました。あと単純に、ショートららちゃんがめちくちゃ可愛い。

 可愛いといえば、あーちゃんまいあちゃん兄妹ね! もうほんと、このふたりは純粋すぎて。真っ白な世界の、真っ白なふたり、という感じで、強烈に印象に残りました。ただ同じ純粋でもまいあちゃんは女性としての純粋さ、あーちゃんは子供としての純粋さを演じていたように感じて、そこも興味深かったです。せーこさんに向かって、「ちゃんと読んだらすぐき心臓がとまるはずだ」が、本当に彼はそう思って言っているのだ、ということが伝わってきて、だからこそアルコールに逃げなければ生きていけないハンスの悲しさがと弱さが分かって、余計に、あーちゃーーーん‼︎ と思う。うちのこになって、ええんやで。アルコールはあげませんが、愛情は沢山あげます!  まいあちゃんもね! でも私、せーこさんもだいすきです。あーちゃんのヒースクリフが、益々みたい!と思わされました。

 ということで、2018年観劇始め。素晴らしい作品に出会えたな、と心から思います。お衣装も、音楽も、素晴らしい。あとはほんとに、愛ちゃんすごいな、と。ここまでの世界観に耐えらる人間、愛ちゃん。尊敬します。

瞳に星を飼う漢、あやなちゃん

 スカステさんの番組で、通天閣に上るあやなちゃんをみて、思ったこと。

 この子、目に星がある…。

 少女漫画を体現する男役、それがあやなちゃん。目に星があるひとって、実在するんだ…。


 あと、全く関係ないのですが、神餃子に出会いました。美容師さんに教えて頂いて行ってみたのですが、何これ、すごい美味しい…と、頭の中で美容師さんを拝みました。美味しすぎて、またすぐ食べたい。多分今の私の脳内は、あやなちゃんと餃子が殆どを占めています。ありがとうございます。